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ベトナムで建築家として働くことは可能か?

建築業は他の仕事に比べて海外で働きたい人が多い職業だと思います。私も若い時は北欧やアメリカ(ニューヨーク)への憧れが強かったです。実際、ニューヨークとロンドン、スウェーデンには短期ながら留学と称して、働いたことがあります。
ベトナムで働き始めたきっかけは、ベトナムで不動産業と飲食店を経営している友人から、「内装施工関係のニーズが凄いよ」と言われ、ベトナムへやって来ました。会社を立ち上げるのでも良かったのですが、金銭的な事由から友人が設立した会社に雇われ社長として現地採用となりました。

このブログにたどり着いた人は海外で建築関係の仕事にたどり着いた人ばかりだと思いますので、今回は海外で建築関係の仕事の探し方などについて説明いたします。

ベトナムのことがメインとなりますので学生の方には優良な情報が含まれていないかと思います。それはベトナムで働くには労働許可証の取得が必要となります。その取得条件が大学卒業以上で就労経験3年以上と言うことが決まっているためです。また専門学校を卒業した場合は、建築関係の学校であれば4年以上の就労経験があれば就労許可を取得できるのですが、そうじゃない場合はワークパーミットの関係で就職が難しいか買い叩かれることがあります。

では、本題にへと入っていきます。

建築家が海外で就職や転職する方法は大きく分けて3つで①コネ②運③紹介会社です。

①のコネは、今回の私のように友人や知人が海外で働いていたり、会社を立ち上げたりしていれば、転職することが可能となります。ベトナムに来る前に3回、海外で働いた時は全てコネでした。その時のコネは、ニューヨークでは専門学校に通い、ロンドンでは語学学校に通い、スウェーデンでは見本市など知り合ったスウェーデン人に頭を下げるといった感じでした。コネを利用する場合は、待っているだけでなく行動力も必要です。

②の運は、働いている会社が海外に支店を出したり、海外支店への赴任だったりですかね。ただ、これは駐在員となるので、転職というわけではないですが。

③の紹介会社とは、現地にある人材紹介会社やエージェントを利用するということです。コネがなければ、現地(今回だとベトナム)にある人材紹介会社や転職エージェント会社を利用し、彼らが持っているコネを利用させてもらいましょう。
普段、ベトナム人の従業員を紹介してもらっておりお世話になっている人材紹介会社さんが日本人の紹介もされているということでしたので2つリンクを貼っておきます。

人材紹介会社 キャリアリンクベトナム
https://kyujin.careerlink.asia/vietnam

○人材紹介と通訳・翻訳派遣専門サービス J−SAIGON(サービス停止中)
http://jsaigon.vn/?lang=ja

最後に私がベトナムや東南アジアでの建築関係の転職を薦める理由は、活気があり成長力がすごい土壌なので日本では会えないような人とも会え、一緒に仕事をすることが出来ます。これが何と言っても魅力です。そして周りに比べれるような同業者が少ないので信頼を得ることが早く、結構なんでも好きなことをさせていただいています。なのでチャンスがいっぱいあるように感じています。

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海外で働くまでの準備として

あなたは海外で働きたいですか?
あなたは正しい場所にいるという理想理想主義者は世界中で多くのチャンスを得ています。まずは、あなたが働きたい国を見つけてください。そして何の仕事をしたいか考えてください。
これらが出来ると、これからの内容がとても参考になると思います。

仕事を探す前に知っておくべきこと

自分自身の母国語以外の言語レベルがどれぐらいか。英語であれば指標を計ることが良いです。例えばTOEICなどの試験を受けるとかです。TOEICが600以上あれば、仕事の幅が広がります。面接時には日常会話以上で話せないといけません。

就労ビザの取得条件をクリアしているかどうか。これについては、ほとんどの場合大卒であれば問題ないです。ただ新卒だと厳しい場合もあります。

現地での給料相場がいくらか。東南アジアはシンガポールを除けば、日本でもらっている給料と同じ額をもらえる職種は限られています。私が知る限りITエンジニアか医者くらいしか思いつきません。もしくは日本でも有数のブラック企業で相場の賃金の半分以下で働いていた場合です。それくらい、日本よりも給料が上がるケースというのは稀と言うことです。

どのようなスキルが必要かを知ること

先述した内容と重複しますが、必要なスキルとして言語があった場合は言語の習得が必要になると思います。それ以外の資格が必要な場合は、現地で取得できるモノであれば現地で取得しても良いですが、現地の言葉ができなければ取得できない場合が多々あります。

働きたい国のことを知る

ベトナムのことを知ることが重要です。地球の歩き方に書かれているような一般的な情報だけでなく、現地在住者のブログなどを読んで生活情報などを知ることが重要です。特に気候などの知識は必要です。働く前に得られる情報の多くを調べておくと、滞在を始めると非常に便利です。

短期海外研修・インターンシップなどに参加する

ギャップイヤーであったり、大学生活であったり、時間に余裕があれば短期間の海外研修やインターンシップなどに参加することをお勧めします。それは実際の生活だけでなく、働かないと得られない情報をえることが出来ます。
またやりたい仕事の日本との違いを理解することも出来ます。